2020年12月25日にInnocent Greyより発売予定のサイコミステリィAVG(18禁)。
昭和三十三年冬の東京を主な舞台に、ある絵画を模した少女の死体が発見され、主人公の私立探偵は一連の事件を巡る偏執を断ち切るべく奔走します。
前作が2013年に発売されており、実に7年越しの新作かつ完結編であります。ここの日記に書くのはほぼ4年ぶりですが、それもこれもLOT予想のためです。LOT30とは、公式サイトで恒例開催となっている、登場人物の運命(生死)を予想する発売前イベントです。
前回はあと一歩というところでしたので、その反省をもとにいくつかのポイントを元に予想します。 ("虚"はプレイ済みですがうろ覚え、"殻"は未プレイです)
ポイント1.主要キャラは生きる
シリーズものにおいて、主要キャラは生き続けなければなりませんので、だいたいの主要キャラは生存します。しかしながら本作は完結編ですので、クライマックスに重要なヒロインや黒幕が死亡する可能性があります。
ポイント2.美少女は美しく殺害される
これは前作で得た反省点でもあります。死亡するキャラには1枚絵があてがわれ、推理パート(プレイヤーが手掛かりとなる箇所をクリックする)が挿入されることがあります。そこに在るキャラは見映えのする美少女、さらに言えば初登場の人物である可能性がやや高いということです。
ポイント3.公的機関の人物は生きる
推理もののお約束とも言えますが、警察の人物や医者は作中においても公的機関としての役割が求められ、仮に彼等が犯人であると事件中の様々な捜査の信憑性が損なわれるため、生存する可能性がやや高いです。一方で、1~2人程度が事件の真相に関わっているという展開もよくあることです。
おおむね以上のようなポイントをもとに、予想してみます。[]内は、回答の理由です。
時坂 玲人(私立探偵):生[主要キャラ]
時坂 紫(学生):生[主要キャラ]
佐東 歩(学生):生[主要キャラ]
葉月 杏子(月世界店長):生[主要キャラ]
魚住 夾三(刑事):生[主要キャラかつ警察]
真崎 智之(探偵助手):生[主要キャラ]
蒼木 冬史(ジャーナリスト):生[主要キャラ]
芽原 冬見(保母):生[主要キャラ]
高城 夏目(監察医):生[主要キャラかつ医者]
朽木 千鶴(家事手伝い):生[主要キャラ]
朽木 文弥(朽木病院院長):生[主要キャラかつ医者]
親父(たこ焼き屋):生[作中の癒し]
白崎 未散(不明):生[作中の癒し]
山ノ内 小春(産科医):生[主要キャラかつ医者]
六識 命(精神科医):生[留置されている医者]
綿貫 かえで(精神科医):死[医者が多いので、削られるのではないか]
八木沼 了一(警視):生[主要キャラかつ警察]
八木沼 英理子(不明):生[特に死ぬ理由はないのではないか]
二見 憂(女将):生[富山の山中との重要なパイプ役として生きるのではないか]
黒矢 尚織(不明):生[偏執担当として生きるのではないか]
マリス・ステラ(学芸員):死[ロング髪キャラは狙われるのではないか]
窪井 千絵(学生):死[美少女枠として狙われるのではないか]
前園 静(画廊店員):死[公式参照]
笹倉 啓太(画商):生[絵画との重要なパイプ役として生きるのではないか]
鳴子 里子(主婦):死[美少女枠として狙われるのではないか]
鳴子 昭之(農家):生[農家枠は狙われる意義が少ないのではないか]
佐枝 光雄(農家):生[農家枠は狙われる意義が少ないのではないか]
佐枝 和子(農家):生[農家枠は狙われる意義が少ないのではないか]
多邑 勇作(無職):生[農家枠は狙われる意義が少ないのではないか]
多邑 ハル(元農家):生[農家枠は狙われる意義が少ないのではないか]
このように予想してみました。生存率は高めですね。農家の人々がどのような流れで登場するか不明であり、1人くらいやられるのではないかとも考えられます。ですが、1人ミスると2人分のミスにつながりかねないため、全員生で予想しています。
(その他公式サイトからうかがえる要素)
タイトルロゴはキラキラしていて明るい印象です。また、公開されているショートサウンドドラマはほぼ全面において溢れ出る百合展開かつ平穏なエピソードで、大変素敵なことですが、今回は殺伐としていないのではないか、とすら感じさせます。穿った見方としては、同社から出ている大作百合ゲーで得たファンに配慮したものと推察されます。と云っても油断してはならず、キラ☆ふわ展開に十分に備えなければならないと思っています。